3月に株式相場を襲ったコロナショックの際には、ケツ毛が全て抜け落ちるほどの凄まじいストレスを受け「これはこれでアリだなぁ…」なんてツルツルのお尻を撫でながら毎日過ごしていたものだが、あれから世界の相場は超回復！
日経平均も26000台で落ち着いており、あの89万円の含み損を抱えてヤケクソになり猫のアフレコとかやっていた日々が今となっては懐かしいし恥ずかしい……。
月日は流れ、サンタクロースが煙突に詰まったまま絶命したクリスマスも波乱なく越え、私の株式投資の年間収支は350万円を突破した。それもこれもコロナ騒動による株価の大幅下落があったからであり、その後のデイトレの日々も、コロナへの経済対策で金余り相場となった異常な株価上昇でとにかく毎日株を買えば儲かるというような状況であった。
この大勝利には、会社を辞めてフリーランスになったことも大きく影響していると思う。やはり相場を常に監視できるのは大きい。会社員時代は真面目に働く同僚たちの手前、5分に1度くらい「えっ、父親が危篤状態〜！？」なんて緊急メールが入ったフリをしてスマホで相場を覗くことしかできなかったのだ。
３月時点ではコロナの影響で仕事もなく、おまけに株の含み損まで抱えて、自分の体重に耐えられる丈夫なロープを探していた男が、今や仕事の電話がかかってくるなり「株式投資で忙しいので後にしてください！！！！」と怒鳴り散らして電話を叩き切るほど元気になっているのだから、まさに人生何が起きるかわからないものだ。
来年もこんな調子でガンガン仕事の依頼を断っていけるような、素晴らしい一年になることを祈るばかりである。
-了-
