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7月2日雑記雑文「スタイルについて」

スタイルについて
ギリシャ語の「性格」という言葉には「筆跡」という意味が含まれているそうだが、たしかに人の書く文字に注目すると、当たり前のことだけれど誰一人として同じ筆跡の人間はいなくて、それぞれの特質がありありと浮かんで面白い。似たような字を書く人というのはいるのだけれど、字体の傾斜だとか止め・はねに差異はあって、それがその人のスタイルとして表出している。
最近考えているのはそんな「スタイル」のことで、ボクシングをやっていても個々人が先天的に備える筋肉の特性によって様々なスタイルが生まれて、ボクサーを10人呼べば(筆跡と違って誰も彼もが全く違うということはないにせよ、似たボクシングスタイルの中でも「癖」みたいなものは如実に現れる)10通りのスタイルにお目にかかれるわけだ。

僕はボクシング以外のスポーツには明るくないが、サッカーや野球の選手にも同じことは言えるんじゃないかなぁ。スポーツというのはスタイルのぶつかり合いなのだから。ボクスで言えばいかにして相手の持ち味を消し、自分のスタイルでラウンドを支配できるか。面白いのはスタイルが似ている者同士で戦うと名勝負が生まれやすく、反対にあまりにもスタイルが違うボクサーがぶつかると凡戦になることが多い点だ。こういうことはやはり個人競技だから起こることなのだろうか? サッカーでもスタイルの似たチーム同士が戦うと熱戦になったりするのかな? などと、こうして毎度のことながらうだうだと文章を打っていたら、ふと恋愛なんかも同じようなことが言えるのではと思った。


自分の周りを見ても、性格(スタイル)の似たカップルは長続きしているような気がする。前述のボクシングで例えれば名勝負を展開している状態と言えるだろう。ただ、ボクシングと違うのは、明らかにスタイルに差がある二人でも、恋愛だと意外と奇妙で面白い試合を展開するカップルが少なくないことだ。とはいえ、そんな試合に見えるだけで実際はどちらかが要所要所で効果的なボディなんかを目立たないとはいえ打ち込んでいて、終始ラウンドを制しているのかもしれないけれど……。

じゃあお前はどうなんだって?


僕は、恋愛はKO負けしかしたことがない。そういうスタイルなのだ。



モンスターハンターについて
モンスターハンターというのは実によく出来たゲームである。僕はあのゲームをプレイしたことがないが、非常にうまいところを突いているなと思う。仲間と協力して巨大なドラゴンなんかを退治しちゃおうというコンセプトは、あれは我々の祖先が槍を持って恐竜を追いかけていた、古き良き原始の時代をモティーフにしているのであろう。

人類であればあの手のドラゴンに興味を抱くのは必須。槍を片手に恐竜を追いかけ回す快楽というのは、現代の人間のDNAにもしっかり刻み込まれていたわけだ。

しかしよくよく考えると、我々のご先祖様が必死こいて追いかけていたのは恐竜ではなくマンモスだったような気もする。

個人的にはマンモスなどではなく、ティラノサウルスあたりとやるかやられるかの魂のぶつかり合いをしていてほしいところだが、そもそも恐竜が生きてた時代って人間いたのかな……


ま、どっちでもいっか。