Dragon Night

これまで曲を聴きもしないのに「なんとなくイケすかねぇ」と思って敬遠してきた『SEKAI NO OWARI』というバンドの曲を、今さらながら聴いてみた。

俺のセカオワ童貞を奪った楽曲は、『Dragon Night』というシングル曲である。

他にも数曲聴いてはみたものの、ピンと来る曲はなかった。しかしこのDragon Nightはちょっと違った。


なんというかこれ、俺の中に眠る射幸心を煽るようなメロディなのだ。


一聴して俺は「あ、これパチンコだ。フィーバーだ」と思った。

『CR SEKAI NO OWARI』というパチンコ台があったら、絶対フィーバーの時にかかってそう……それが俺のDragon Nightに対する評価の全てである。決してけなしているワケではない。その逆、最高なのだ。


この曲を聴いていると、俺の頭の中ではセカオワメンバーのピエロが「4R」とかって書かれた札を持って楽曲に合わせてぴょんぴょん飛び跳ね始める。まさに大当たり中のラウンド消化だ。最抽選で確変引けるか…!? あのスリルと興奮が、Dragon Nightには詰まっているのだ。

歌詞なんてどうでもいい。歌唱力も関係ない。何となく耳に残るメロディが爆音で鳴っててピエロが踊っていれば、それでいいのだ。

……。


やっぱけなしてるかもしれないな、セカオワ