物語・短篇

マイ・ブルーベリー・ナイツ

私の煎れたコーヒーをひと口すすり、真奈美は目を細めた。 「とても美味しいコーヒーね」「ありがとう」安物のソファに腰を落ち着けた真奈美に目をやり、私は再び自分の作業に集中するべく指先に神経を注いだ。「ねえ、アメリカ君も座りなよ」真奈美はそう言…

トラブル・イズ・マイ・ビジネス

「超さだまさし、だと……?!」 俺は目の前のさだをまじまじと見つめた。 「その通りだ」さだは右手に持った1932年型のモーゼルをゆらゆらと揺らしていた。 この時代に全自動式のモーゼルを見ることになるとは思ってもみなかったので、俺は少々面食らった。 …