僕には物心ついた頃から今日まで付き合いを続けている親友がいて、彼はもう幼馴染みというよりは家族のような、本当に自分の一部みたいな存在なのだけれど。7年ほど前になるだろうか、ある日曜日の朝、彼のお姉ちゃんから信じられないようなメールが届いて。…
もっくんはきっと何かに悩んでいて、けれどわたしにはその悩みが何なのか、さっぱりわからない。 最近、もっくんは自分が流れてきたあの川のほとりで毎日考え事をしている。 その姿はどことなくわたしを不安な気持ちにさせる。犬なんかは鬼ヶ島から帰ってく…
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